民主的なグループの中でこそ、リーダーシップが求められる。 睦月満月月食 402号
みなさんこんにちは
マーティン・スコセッシ監督の「沈黙」
見てきました。
福岡や長崎でのセッションで、隠れキリシタンの前世が浮かんでくることを通じて、
これは僕たちが予想した以上に日本の歴史の中で大きな出来事なのだということ感じ始めていたところでした。
そして、この映画を通じて、セッションの間にビジョンで見た風景が現実に起こったことであることが、しっかりとした時代考証の映画を通じて確認できました。
この映画、素晴らしい映画なのですが、普通の時代劇なら、見慣れたチャンバラや合戦シーンが入るところが予告編で流れているような残酷極まりない拷問シーンの連続で、映画館でも、上映後はみなさん、サイレンスでした。
僕たちが長崎で枯れ松神社という隠れキリシタンの神社に行ったことは前々回書きましたが、その場所が実は「沈黙」の舞台となった土地であることは、そのあと長崎の大浦天主堂で手に入れた。
を読んで知りました。この本は長崎のクリスチャンの神父である著者が、長年長崎にやってくる信者たちを長崎や西九州の教会やキリシタンの史跡を案内する中から書いたガイドでわかりやすい本です。
その他、学者さんが書いた隠れキリシタンの本も何冊かあります。
それにしても、島原の乱以降日本ではキリシタンの弾圧はなかったと思い込んでいた自分の無知でした。
氏名がわかるだけで六千人、実際は4万人以上の人が処刑、あるいは牢内で殉教。それとは別に3万五千人が島原の乱の後処刑されたというのです。
さらに、1597年の二十六聖人の処刑以来、キリシタン弾圧政策は江戸時代に渡って継承されて、
特に長崎の浦上崩という村民全体に渡る流刑は、
寛政2年(1790年)-浦上一番崩れ
天保13年(1842年)-浦上二番崩れ
安政3年(1856年)-浦上三番崩れ
慶応3年(1867年)-浦上四番崩れ(浦上教徒事件)
と文明開化の時期まで続けられていたのです。
さらに、長崎の原爆はまさにその浦上地区の上空で炸裂し、信徒の間では、第五の受難として浦上五番崩れとも言われているということです。
そういう歴史を知る中で、現代のカトリックもイスラム教やユダヤ教と対立しているではないかとカトリックの現在はどうなっているのだろうという疑問もわき、東京カテドラルで、現在の法皇であるフランシスコ法皇がどんな人物か調べてみました。
「自らの信仰を生きることで、私たちは「出会いの文化」を創造しなければなりません。友情の文化、そこで兄弟を見つけることができる文化、私たちと同じように考えない人々や他宗教の信仰者たち、同じ信仰を持たない人々とも語り合える文化です。」
教皇フランシスコのことば 365 p175
フランシスコ法皇、ユーモアもあって、なかなかの人格者だと思いました。僕はダライ・ラマのファンですが、フランシスコ法皇もちょっとファンになりそうです。
でも、カトリック教会内では、他宗派との対話を重視するフランシスコ法皇は、「異端」であるといって、反撥する古い人たちも多いようです。それに対して、フランシスコ法皇は「閉ざされた教会は、病んだ教会」とすら、いいます。
彼はフランシスコを名乗るに当たって、アシジのフランシスコを模範として教皇の仕事をする覚悟でいるようですが、保守派から見れば過激です。
さらに彼はシリア難民を各教区でそれぞれ1家族づつ受け入れるように要請し、異教徒に向けても愛と理解を示すように信者に求めています。
さらにこんなことも言っています。
「ソーシャルネットワークに入り、慎重さを保ちつつ対話をするのは大切なことです。耳を傾け、対話し、勇気づける、一つの存在になりましょう。自らのキリスト者としてのアイデンティティーを保ちつつ、そのような存在となり、この領域の一市民となることを恐れないでください。」
映画「沈黙」のスコセッシ監督は、「イエス最後の誘惑」という映画で、イエスを悩める人間として描き、ユダをイエスの親友として、裏切りを神の計画として肯定したことでキリスト教右派から大反発を受けました。
しかし、今回の「沈黙」では、フランシスコ法皇も交えてバチカンで特別上映会を開いたのです。
ホワイトブラザーフッドからの情報では、イエスマスターをはじめとして多くのキリスト教に関わりのあるマスターがカトリック教会の改革に尽力しているとも言われており、もしかしたら、フランシスコ法皇はそのエージェントの人なのかもしれません。
クートフーミマスターが、アシジのフランチェスコからアセンションした存在であるとも言われています。
というわけで、今、キリスト教を巡って、いろいろなエネルギーが動いていることを感じます。
それはトランプ大統領との対比で考えると、鮮烈です。こんな風に
「誰であろうと壁を作って、橋をかけようとしないものはキリスト教徒ではない。」
トランプ氏は「私はキリスト教徒だ!」と断言しています。
■ 民主的なグループの中でこそ、リーダーシップが求められる。
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み┃え┃な┃い┃大┃學┃新┃聞┃ 402号 睦月満月
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2月11日(土) 2016年
青いスペクトルの嵐の年
銀河の月 5日
KIN159 青い電気の嵐
WS 赤い地球
※ 時空の波と流れに乗るには悩む前にボードを漕ぎ出すことです。仲間とともに時空のパイプラインに飛び込みましょう。
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要約すると:
2月26日の魚座日食に向けて、どんどん身辺がカオス化して行きますが、新しいものが生まれてくるプロセスでもあります。だましだまし使ってきた今までのシステムが完璧にダウンしてくる流れですから、覚悟して、根本から立て直していかなくてはなりません。
グループの中での民主的なリーダーシップが大切です。対等な立場であるからこそ、リーダーが求められているのです。自由意志と人望を兼ねそなえるのは自分の器ではないと思うかもしれませんが、適切な人を推薦し、その人を責任持って支えることも一つのリーダーシップです。
今週のテーマは「安全な場所を確保して、活動を軌道に乗せる」です。
イベントなど場所の問題が起こりやすいときです。
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ジ┃オ┃セ┃ン┃タ┃ー┃星┃気┃予┃報┃
月相図を読む! 睦月満月 太陽 水瓶 月 獅子
2月11日(土)09時32分 東京
■ トランプ総統、ご乱心か?あなたには金はあっても軍隊はなくて本当によかった。
相変わらず、毎日、トランプ大統領の行動が話題になっています。
1月20日の就任式からまだ20日だというのにこんなにたくさんの大統領令を出して、
これでは議会政治の意味がありません。
TPP永久離脱
移民受け入れ都市(サンクチュアリ)への資金援助停止
オバマケアの廃止
メキシコ国境の壁建設
アメリカ軍の再建
ISの壊滅計画立案指示
NSC(国家安全保障会議)の再編成
政府職員のロビー活動制限指示
省庁の業界規制撤廃指示
環境保護で中止になっていたカナダからメキシコ湾へのパイプライン工事の再開
リビア、ソマリア、スーダン、イエメン、イラク、イラン、シリアの7ヶ国からの米入国の一時禁止
すべての国からの難民の入国禁止
入国審査の厳格化
妊娠中絶を支援する団体への資金提供禁止
製造業の手続き簡略化
これに対する司法からの反発や、CIAの妨害工作。
もうアメリカは武器を使わない内乱状態であるとも。
カリフォルニア州では、32パーセントの人がカリフォルニア州の独立を支持しているとも言われていて、これに対して、ワシントン州、オレゴン州など西海岸の州がみんな賛同したりしたら、アメリカ合衆国が二つに分離なんて、SF小説のような自体になりかねません。
そのぐらいめちゃくちゃなことが起こっているわけですが、トランプを大統領にしたのはアメリカ国民であり、それが創立時のシステムで大統領選挙をしているという問題でしょう。
何れにしても、アメリカがシステムダウンする時がきたようです。
幸いにして、アメリカ軍は軍事費削減のトランプの政策に対して反対勢力でもあるわけで、ヒトラーのように軍を掌握していないのが救いといったところでしょうか?
とにかく、どうなるか目を離せないのがアメリカ情勢です。
次の新月は、魚座で、海王星を伴った日食。さらに世界はカオスに突入しそうです。
■ 先週までの流れ: 今までやってきた仕事のスタイルが息詰まる。
上弦の月は太陽が「偉大なビジネスマン」で、月が「無駄な努力をする老教授」でした。この固定宮の上弦は、今までの方法が通用しなくなっているので新しいプランを考えなくてはならないというテーマでした。
このピンチをいかにチャンスとして生かしていくか。
アセンダントが双子座で支配星の水星が8ハウスで木星と天王星とT字スクエア。
今までの常識を外して、いろいろな角度から問題を再検討するときでした。
行動に出るのはもう少し先でしょう。
■ 今週の予想: グループの力を引き出すためのリーダーシップと根回し。
今週は、影響力が強い2月26日の日食の直前の満月で、月食になっています。日食、月食は、太陽と月の軌道の交差点である、ドラゴンヘッド、ドラゴンテイルで太陽と月が0度、または180度になっている状態で、太陽が示す「意図」月が示す「気分」が集合意識と一致するタイミングなので大きく社会が動きます。
2月11日の月食図を見ると太陽は水瓶座11室で、月は獅子座5室。アセンダントの支配星は牡羊座の終わりか、牡牛座か微妙なところですが、火星も金星も12ハウスにあるので、まだ隠れたところで物事は進行していくでしょう。仲間内で新しいプランの必要性が起こってくる。
太陽のサビアンのテーマを考えると「安心できる居場所」「運動やダンスなどをする」というテーマ。
月のサビアンのテーマは
142 : 自分の使命を果たす伝書鳩。
(スピリチュアルな使命感に目覚める)
143 : サーカスで、裸馬の乗り手が自分の危険な技術を披露する。
(経験を通じて得た超越的能力を他者に示そうとする)
なので、使命感を感じて、無理と思えることでもやっていこうとするということ。
二つを合わせると、「仲間で活動する場所」を確保するために「使命感を持ってなんとか融通する」ということなのかもしれません。
この時流を生かすなら、グループでのプランを前に進めていくべきときですね。
例えば、何らかのイベントを開くために良い場所を探すとか、若干レンタル料が高くても、背負う覚悟で推し進め、仲間の力を一つに合わせていくとかですね。
何れにしても、グループの力を引き出すためのリーダーシップが求められるということでしょう。
ただし、今週はまだ根回しの段階なのではないかと思います。
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太陽の サビアンシンボル 水瓶座 22-23度
322 : 保育園の床に敷物があり、子供が快適かつ暖かく遊べるようになっている。
(幼児期の情操教育に関心をもつことで、自分のインナーチャイルドを再教育する。)
323 : 大きな熊が座って、自分の四足すべてを振っている。
(霊的身体技法などを通じて、知情意を統合し、より貢献できる心身を造る。)
* 未来への理想を引き継ぐのは子供達ということで、水瓶座の理想主義は幼児教育へと関心を向け、その典型がシュタイナー教育でしょうか?今世紀の子供達はとても繊細な感受性を持っているために、学校という環境に耐えられない子も増えていて、フリースクールや通信制の高校も普通になりました。
幼児教育において、お遊戯は大事ですが、大人の私たちにとってもストレスが最終的に蓄積されるのは肉体ですから、適切なエクスサイズは必要です。この度数を持つ人は、ヨガやダンス、武道などに強い関心を持っています。癒しの場を作りたい、そこでの活動に携わりたいという人には大きな意味がある度数であり、この一週間のテーマでもあります。
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■ 究極の人生相談。サビアン占星術。全国どこからでもスカイプで。
人生の目的。ソウルメイトとの出会い。結婚。離婚。家族の相談。
何でも明確に、現実的な対処法がわかります。
新規 100分 20000円
リピーター 2度目 60分 13000円 90分 15000円
受付:ローザミスティカ
亜美の旅日記 コラムも読めます。
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■ 西洋占星術洋書読み会
欧米の占星術文献を読みこなせるようになりたいという方。
早稲田大学 明治大学大学院で 英米文学を専攻した
小池一樹くんが、あなたに英語圏の広大な占星学文書への扉を開いてくれます。
このたび、メールマガジンでの原書翻訳が始まりました。
○占星術の古典 ASTROLOGY & SEX 占星術でわかる性と恋愛と結婚
1890年生まれのイギリスの占星家・ヴィヴィアン・ロブソンの著作は、古典の知恵と現代の新しい考えを橋渡しする重要なものとして今なお読み継がれています。
このメールマガジンでは、彼の主著のひとつで、占星術における恋愛や結婚の問題を扱った本として先駆的な名著である『Astrology & Sex』の日本語訳をお届けします!
http://astrology-labo.com/astrologysexmelma.html